寒くなるとはちみつは、白く結晶化します。これははちみつの主な成分である単糖類のブドウ糖が起こす現象です。
加熱して溶かしますが温度が大切なので、湯せんをするといいと思います。少し注意することがありますので手順を書きます。
お鍋の中に水を入れます。
はちみつの容器のふたをとり、お鍋に容器ごとはちみつを入れます。水から徐々に熱していきます。いきなり熱い湯に入れるとガラスが割れる恐れがあるため注意してください。また、ある一定の温度以上になると熱に弱いビタミンなどが壊れるので、水から徐々に温度をあげていきます。お湯の温度は60℃ぐらいを保つといいです。
はちみつが溶けてきれいな透明になるまで時間は結構かかりますが、完全に溶かします。スプーンですくってみて、まだつぶつぶがあるようでは不充分です。完全に溶けていないとまたすぐ結晶ができ、固まってしまいます。一度湯せんしておくと再び結晶しにくくなります。
はちみつが溶けたら急速に冷却します。とは言ってもいきなり冷たい水につけずに、冬なら寒いので窓辺などでも大丈夫です。あまり急に冷たい水につけるとびんが割れることもありますから・・・。味は変わりませんが、ゆっくり冷ますと色がやや濃くなるそうです
なおはちみつは常温保存(18~24℃ぐらい)です。